一生懸命どもりながら、演説して、田中角栄さん

吃らないことばかり考えていると,どもることは悪いことだという否定的な気持ちが強くなって、恐れや不安でいっぱいになってしまいます。
アメリカでは、「どもりを隠さず、どもってどんどん話していこう」と言う考え方が主流で、どもり?それは個性、と位置付けています。

大切なのは、どもりのことを正しく理解することからはじめ個性であるどもりと前向きに向き合うことです。「どもっても大丈夫」と考えることができるようになるでしょう。人生を楽に楽しく生きることができた人たちが沢山います。

「どもることは悪いことだ、恥ずかしいこと劣ったこと」などとの考え方を持ち続けていると、あまり吃らなくなっても、どもりの問題を解決したことにはならない気がしませんか。

工夫の一つ、大人になると知っていることばの数が増えるので、どもりそうになったら別の言い回しに変えたり、言葉を変えたりして吃らないように避けることもできます。

その反対に、話さなければならない場面が沢山増えて、どもって沢山話しているうち、日常生活が言語訓練になって自然に吃らなくなった人も沢山います。元総理の田中角栄さんは、どもりがなくなったから政治家になったんじゃなくて、一生懸命どもりながら、演説していうちに、慣れてきてどもりが少なくなっていったと言っています。でも角栄さんの言うには、「まだ僕はどもるよ」とお茶目を言っていたそうです。